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コストゼロではじめられる!Zoomの自画像を明るく見せることができるたったひとつの方法


再びのZoomネタです。オンラインミーティングでZoomを使うようになって久しいのですが、一番困っていたのが室内の照明の位置の関係で、どうしても顔が暗く見えてしまうところでした。

そのため、私の場合はAmazonでこんなものを購入して、モニタの周りに貼り付けて、オンラインミーティングの時にライトを点けて少しでも明るくなるようにしていました。


(リモコン式 USB延長ケーブル付) LEDテープライト (90度 曲がる) 貼レルヤ USB (電球色) 2m 120灯 角に合わせて曲げながら両面テープで貼り付け可能なフレキシブルタイプ 3000K JTT Online LEDTLMHAUIN2M

画面左がライトオフ時、右がライトオン時

ライトのオンオフでわかるくらいには明るくなります。本当ならスタンド式の照明を置きたいところですが、机が部屋の隅に壁に向かうように設置していることもあり、苦肉の策でこんな感じでオンラインミーティングやオンラインセミナーのときはライトを点けて無理矢理明るくしていました。

明るさだけでなく肌の見え方も細かく調整できるようになったビデオ設定

前回、Zoomの画面共有のお話をしましたが、その後改めて環境設定を見ていたら、こんな設定に気づきました。まずは、5.0xのビデオ設定画面から。

この画面は手元にあった5.0.4のビデオ設定です。マイビデオのところに「ビデオフィルタを適用する」というのがありますが、ここはチェックのみでした。ところが、5.2.xでは設定項目が異なるのがわかるかと思います。

5.2xのビデオ設定

5.2xからは、ビデオフィルタの機能をオンにすると、スライダーが表示されます。これによりフィルターの強度をスライダーで調整することができます。そして、もうひとつ新しく「低照度に対して調整」という項目が新たに追加されていました。

それぞれ詳しく見ていきます。

ビデオフィルタをスライダーで調整

まずは、「ビデオフィルタを適用」にチェックを入れます。すると、スライダーが表示されるので一番左に動かしてみます。

フィルタがほとんど適用されていない状態なので、肌が汚く見えます。パソコン内蔵のカメラやお手頃価格のウェブカメラだと気づきにくいところもあるのですが、このサンプルではミラーレスカメラLUMIX GX7-MK2をATEM mini経由でウェブカメラとして出力(これについては、今度書きます)しているので、自画像がかなりクッキリ見える分、このように毛穴までハッキリ見えてしまい、正直言ってかえって汚く見えてしまいますね💦

そこで、ビデオフィルタのスライダーを右へいっぱいに動かしてみます。

すると、肌の毛穴が消えてつるんとしたように見えます。首筋のしわも少し軽減されていますね。ただ、スライダー右いっぱいだとよく見てみると不自然感は否めないので、そこから不自然でないくらいに少し左に動かした方が良いかなと思います。

暗い自画像よ、さようなら!明るさ調整で見た目が向上

最初にお話しした通り、照明の関係でどうしても顔が暗く見えてしまって、顔色も悪く見える、そんな悩みを解決してくれるのが、新たに追加された「低照度に対して調整」です。次の画像は、先ほどのフィルターを強くかけている状態で「低照度に対して調整」をオフにしているものです。

まずは、「低照度に対して調整」のチェックボックスにチェックを入れて「自動」を選んでみます。

若干明るくなったかな?という程度ですね。自動に関しては、照明の加減によって自然に見えるようにしているのかと思いますが、ちょっと弱いですね。

次に、自動を「手動」にしてスライダを動かしてみましょう。まずは、一番左側にしてみます。

自動とほとんど変わりません。続いて、右側に目一杯動かしてみます。

一気に明るくなったのがわかります。特に照明が行き届いていない顔半分がハッキリわかるようになりました。ただ、これは明るさを目一杯高くしている状態なので、実際にZoomの画面で見るとフィルターが目一杯なのと併せて、かなり不自然でもあります。なので、実際には、フィルターと低照度のスライドを上手くコントロールして、自分が納得いく絵を調整していきます。

私は、こんな設定にしてみました。こ

れまでと違い、顔が明るくなり、健康的にみえますかね?ちなみに、最初に紹介したLEDライトは点けていません。Zoomの設定だけでここまであかるくなりました。

ソフトウェア処理しているので、Zoom起動によるマシンへの負荷がどれくらいかかっているのかはなんともではありますが、本来であればきちんと照明を用意して明るく見えるようにしたいものの、様々な要因で難しい人にとっては、Zoomの設定ひとつでここまで変えることができるのは大変嬉しいのではないでしょうか?

背景設定にフィルターが追加

そんなZoomですが、5.2でさらに新しい機能が追加になっています。これまでの「バーチャル背景」の設定名が「背景とフィルター」に変更されて、バーチャル背景以外にビデオフィルターの設定ができるようになっています。どちらかというと、お遊び的な要素の設定ですが、こういう設定ができるようになると、Zoom飲み会も楽しくなりそうですね(私は誘われたことありませんがw)。

試しにフィルターからマスクのアイコンを選択してみましたw

個人的には、ビデオフィルターはほとんど使うことはないかなと思っているのですが、ビデオ設定の「低照度に対して調整」はかなり嬉しい機能です。早く引っ越しをして照明をおけるスペースのある部屋で仕事をしたいものですが、それまではZoomの機能にお世話になろうと思います。

バージョンが上がるごとにどんどん多機能になっていくZoom。新機能だけでなく、セキュリティ周りのバージョンアップを含むことがあるので、こまめに「アップデートの確認…」からアップデートがないかチェックしておくことをオススメします。

それでは!


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